こんばんは、ぽろんにゃです。
いよいよ出産まで、ラストスパートです。
促進剤使用後
促進剤を使用する少し前、おそらく6,7cmの時くらいだと思うのですが、私がどうしたいのか改めて問われた時がありました。
迷わず麻酔分娩を希望しましたが、リスクの観点からそれはどうしても出来なかったのだと思います。
結局それは叶わず、だから疲れ果てた私をリラックスさせる為に腰のマッサージをしてくれたのでしょう。
ただ、促進剤を使用してもまだ効果の出ない状況に、先生方も多少焦っている様にも見受けられました。
一度大勢の先生に囲まれ、内診されたときは何事かと思いました。
理由は別室でモニターを監視していたら、赤ちゃんの心音が低下している様に感じたからだそうです。
しかし私の部屋に来て赤ちゃんには心配がない事、そしてまだ全開でない事が分かると、また退室していきました。
先生の決断
促進剤を導入して一定時間経過後、レベルも3段階上げ、多少は進んだと思いますが、おそらく先生が思っていたほど効果は出ていない様でした。
加えて私の疲労も色濃く、若干方針に迷っている様な中で私がもうイキミたいと言うと、先生がもう一度子宮を確認した上で、お産に入る決断をしてくれました。
もう、イキミを我慢しなくていいから、思いっきりイキミなさい、と。
どうしても最後に助けが必要な場合は、吸引や鉗子を使用することも出来るから、と言われました。
そしてお産へ
ここまで触れて来ませんでしたが、私がイキミ逃しをしている間は、実は旦那がずっとテニスボールをお尻に当てて協力してくれていました。
これには本当に助かりました。
仕組みは分からないけれど、有ると無いとでは段違いだったのです。
先生にもうイキんで良いと言われた時、先が見えなくてずっと辛かった気持ちに初めて光が射した様に感じ、同時に、これまで黙ってずっと協力してくれていた旦那にもやっと終わりにさせてあげられると思いました。
最後のイキミ、そして産声
ここからは、ただただ、イキムだけでした。
助産師さんの呼吸に合わせてひたすらイキミ続けて…
スタッフの方の出入りも徐々に増え、そして最後に大勢の先生に囲まれた時、あぁ、もう直ぐ終わるんだと分かりました。
何度もイキんで、先生が左側(会陰を)切開します、と言ってヂャキン❗️と言う音を聞き、あぁ、せっかく会陰切開しないようにしていたマッサージも意味なかったと残念に感じている瞬間もありました。
もう直ぐで終わる、と言う思いが若干私を冷静にしてくれたのでしょう。
そして、初めは500円程度しか見えていなかった赤ちゃんの頭が今はもう半分出てるよ、と言う助産師さんの声を聞き、
次で産もうと言われ、最後に渾身の力を振り絞って…
テレビで見るような赤ちゃんの産声をやっと聞くことが出来ました。
続く。