ぽろんにゃの徒然日記

徒然なるままに、出会った事や感じたままを綴るブログ

(愛育病院での出産記⑥)産後〜部屋移動まで

こんばんは、ぽろんにゃです。

やっとの思いの出産後の様子を綴りたいと思います。

 

 

カンガルーケア

ここ愛育病院は、産後直ぐに15分程度赤ちゃんを抱っこするカンガルーケアというものを推奨しています。そうする事で赤ちゃんと母親の絆を深める為のもので、現在は多くの産院で取り入れているのではないかと思います。

私もこのケアに同意書を提出していましたが、結局する事は有りませんでした。

理由は、羊水が濁っていたから。

つまり、出産時に赤ちゃんにも相当の負荷が掛かっていてお腹の中でウンチをしており、更にその羊水を飲んで、吐いてしまっていたようなのです。

通常、39週で出産する場合はウンチをする事は無いそうです。赤ちゃんもかなり苦しかったのだと思われます。

急ぎ検査をする必要があり、別室へ。

直ぐに戻ってきて結果は問題有りませんでしたが、もし気管支に入っていたら胎便吸引症候群になり、入院が長引く可能性があったそうです。

改めて、出産の苦しみは母と胎児同様なんだと痛感しました。

私は言葉で辛いと言えるから良いけれど、お腹の中で誰にも伝えられずに耐えていた子供が本当にいじらしくて愛おしい。良く頑張ったね。

 

後から旦那に聞いたところ、上司の子供は胎便吸引症候群になってしまい、子供だけ転院したりして大変だったそうです。

今回私達の子は幸運でした。

 

産後処理

出産後、胎盤の排出や切開部の縫合があります。これまでの痛みとは比べものになりませんが、それでも痛いものは痛い。

ちゃんと局部麻酔していますが、効いていないのか痛かったです。麻酔を追加するか聞かれましたが、面倒なので耐えました。

 

また、出産中から何度か助産師さんにやって貰うお小水の処理も地味に痛いんです😥
尿管に管を指して処理するのですが、ちょっと恥ずかしいし、痛いので出産後は自分でトイレへ行きましたが、出ないと伝えるとやっぱり管を刺されました。
妊娠中ずっと子宮に圧迫されていた膀胱は直ぐには元に戻らないらしく、出なくても溜まっているので管の痛みは諦めて下さい、との事でした…。

 

更に、ずっと水分も摂れなかった身体は出産後も吐き気が治まらず、産後1時間ほどしてから緑色の液体を吐きました😭
この十数時間、口にしたのは水かウィダーインゼリーのみ。それも途中で吐いたから胃の中は空のはずなのに⁉️
助産師さん曰く、胆汁ではないかとの事でした。なるほど。変なモノでなくて良かった。
改めて頑張ったね、自分。

 

LDR室をあとに

ここLDR室には産後2時間までいられます。

体力を消耗しているのと縫合の痛みで動けないので、横になって過ごしました。

 

そして2時間後、荷物を纏めて車椅子で病室へ移動。

まだ赤ちゃんを産んだという実感は湧いておらず、でもやっと終わったという思いはあり、何というか放心状態に近かった様に思います。

 

旦那は私と同様だったかは分かりません。

が、やはり疲労感は濃く、少し話をして帰宅しましたが、確か10時過ぎには就寝していたと記憶してます。

友人達は産後はハイで寝られなかったと言っておりましたが、私はぐったりで、病室で数時間後には寝落ちしてました…

 

ただ一つ、確実に言えることは

苦しくて何度も挫折しそうだったけれど、

産まれてきてくれた赤ちゃんにありがとうと言いたい。

それだけでした。

 

入院生活に関してはまた今度。

続く。